東大病院医師などと名乗り、100円ショップで購入したビタミン剤を老眼や近視に効く薬と偽って売りつけたとして、警視庁生活環境課は10日までに、住所不定・無職の小原司容疑者(44)を薬事法違反(無償任意薬品の無許可販売)の疑いで逮捕した。
生活環境課によると、小原容疑者は昨年3月中旬から5月下旬にかけ、東京都江東区の仏具店経営者(61)ら4人に対し「6か月飲めば、近視も老眼も治る」「大動脈弁閉鎖不全によく効く薬を処方してあげる」などと持ち掛けて、100円ショップで購入したビタミン剤の錠剤や、サプリメントのカプセルなどの「ニセ薬」4箱を計3万4000円で販売した疑いで逮捕された。
薬の販売資格を持たない小原容疑者だが、声を掛ける際には、東大病院や国立がんセンターなど名門病院の医師を名乗っていた。同容疑者は「楽して金がほしかった」と容疑を認めているという。
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